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2019/01/13
steel plate

素材や色味そして緑のバランスを考えながら様々なディテールを組み合わせたりします。もう15年ぐらい前ですが、耐候性鋼いわゆるコールテン鋼を使ったウォールやサインを製作した事があります。当時は鋼材を屋外で無処理で使用する事例があまりないときでした。結果とし想定以上に錆が流れてしまい思った風合いを作り出すことができない苦い経験となりました。あれから塗装技術が向上し、錆や汚れなどの経年を風合いとして認知される時代となり、最近ではスチールを使ったデザインを少しずつ増やしています。分譲事業では、永遠に堅牢で美しい!という奇跡のような状態が望まれる事が多いので、この錆とか曲がるとかという行為があまり好きではない人も多いようですが、汚れたり割れたり、伸びたりと使う素材には何らかの色々な特性が必ずあり、それらを愛らしく思えるようにデザインへと昇華させるのが自分たちの役割だと思っています。

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