丘の上の住宅地。利便性の高い場所にありながら静かな丘の上に住む。夜は街を見下ろしながら過ごす。こんな豊かな環境に一つの街を作り、風景やステキな環境を共有しあうという暮らし。ただ、ここのアプローチするにはこのエリア特有の坂道がある。そんな階段や坂道なんかを吹き飛ばすようないい雰囲気が作れそうな予感がしている。ガチガチの構造物では無くて、住まい手同志で将来的に直したり、加工したりとDIYができるような余白というか余裕がこの街には似合う。そんなことも暮らしの一部として取り込んでもらえるような寛容な家族が住んでもらいたいし、建売住宅でこんな空間絶対ありえないような街。是非、こんな環境に憧れている人に住んでほしい。
全68邸のプロジェクト。暮らして感じる感動がある街をコンセプトに、情操教育の一環がちりばめられた街で、香りの記憶は視覚や触覚の記憶よりも、より感情をともなう記憶になり、時を経てもドキドキやワクワクなどまで思い出すことが多く、故郷や原風景として香りの記憶として深く住み手の心に沁みわたるようデザインを取り入れています。際立った装飾をできる限り無くし、買う瞬間の喜びだけではなく住んでからの楽しみ、コミュニケーションさらにはカスタマイズをどのように楽しむか?をブロック毎にテーマ設定して企画したプロジェクトになっています。特に家庭菜園は好評で、戸建て購入後に初めて野菜を作り始めたという方も多く、大変評判が良かったです。そのほかにも果樹も多く植え、入居後に早速収穫したり楽しんだりすることで、子供たちを含め、街全体が大きなコミュニケーションのうねりを感じるようになってきています。