もう随分前の事に感じますが、先日の2/4ワークショップ約200人の方々にお集まりいただきました。本当にありがとうございました。1時間という短い間でどうでもイイ内容と気になる内容色々それぞれ思うことがあったと思います。理想と現実とがかけ離れている人が多い中でも、何かいい方向へ導こうとする人、そもそも条件が違うと思い諦めてしまう人など様々ですが、少しでも変える方法はあると思います。簡単に言ってしまえば色を考えるだけでも随分と印象も変わります。よく見かける個人的に感じるトンデモナイ住宅だなーって思うのは、ほんと第一印象が悪すぎるという事。これをまずは変かも?と思うことから、変化させていくという流れを作る必要があると思います。そんなキッカケを作るワークショップだったと思っています。いつか時間があったらブログでセミナー内容?をご紹介できればと思います。海外の事例などは一切考えず、参考にもせず、今とこれから必要な住宅や街づくりって?何かを考えています。
2月の初旬に都内でworkshopを開催します。企業に出向いては良くあるのですが、かなり大きなキャパでの開催はあまり例がありません。著名な建築家が多いなか専門家の1人として、HIRAMEKIのランドスケープ的な視点と土木や造園技術を交えて設計計画を進めるその手法、具体的な事例を交えて実務に生かせるようなものにしたいと思います。また、過去6回受賞しているグッドデザイン賞から見えた未来へのスキームなど、企業のブランドの一つに考えられているグッドデザイン賞とプロジェクトについても時間の限りお話しさせて頂こうと思っています。ご来場される方に60分という短時間ですが、充実した内容をお伝えできればと考えています。
※ご注意。街づくりをすれば「資産価値」がアップすることはありません。ターゲット(購入者)が欲しいと思える商品づくりをすることが、最短で売り切りながらもリピーターを増やすコツだと思います。リピートさせるには認識させることも大切で、それらは個性的な住宅づくりとは相反する部分も持ち合わせ、一見すると非常に危ない街づくりとも見えますがこれらを踏まえて成功している事業主も多く存在しています。とにかく、オモシロオカシク、ヘンテコな配棟だけに拘る街づくりではなくて、欲しいと思える街づくりが長く愛され、住まい手にとっても価値のある住宅になるはずなので、そのあたりを共感できる方がワークショップに参加いただけるとうれしいです。
ブログ更新しました。
http://www.hira-meki.com/blog/archives/1958
随分更新が滞っていました。
本日、グッドデザイン賞2019の発表が行われました。
HIRAMEKIで環境計画や私道利用などのデザインを実施したnk-projectが受賞しました。
今回で6度目のグッドデザイン賞受賞となりますが、集合住宅では初となります。
戸建てプロジェクトが多い当社ですが、集合住宅における環境づくりにも戸建てのような快適性や独立性など様々なアイディアを提供できると考えています。
戸建や集合住宅限らず、このようなプロジェクトで一番大切だと思うのは売れるor売れないという問題ではなく、どのような過程を経て作り出されたものか?という点だと考えます。
どんな思いで作ったか?どんな考えでこうなったか?売れる住宅づくりを優先するだけでは顧客の気持ちを掴むのは難しく、プロジェクトの思いを一つ一つ積み重ねて信頼やブランドに繋がっていくものだと信じています。
小手先ではなく、その過程、プロセスを重視して、結果はその後についてくるもの。
たとえ同じ結論になったとしても、作るプロセスを公開することが出来る企業が必要だと思います。
是非、どんなに小さくても単純でも何か小さなキッカケから大きく展開し、飛躍することが出来るのが、この環境づくりであり、グッドデザイン賞などの受賞歴なんだと思います。
詳細はまたブログに掲載します。
時間かかったけどやっと完成です。
都内のマンションで中庭〜外部環境計画を行いました。
特に中庭はエントランスからの視界に入る最重要ポイントで、雰囲気作りをどのように考えていくのが悩みどころでした。簡単に高級感やインパクトある雰囲気を作るのは意外と簡単なんですが、そうじゃないと今回は思いました。
この空間を一瞬しか見ない人、ラウンジからゆっくりと眺める人、見る人の時間やタイミング、季節、その日の天気や人の感情によって見え方や感じ方が変わる。何気なく見ていて嫌な感じがしない、嫌みの無いフラットな雰囲気づくりって本当に難しい。経年しても良い感じにしたいし、メンテナンスなんてできればやりたくないし、そのままでドンドン美しくなっていく空間にしたい。そんな事を考えながら完成させています。小さい空間ですが、細部の細部の細部まで考えています。岩肌の見せ方やそれぞれの高さの変化、エッジの見せ方とか、ラウンジの意味とか壁の雰囲気づくりとか・・・分からないとは思うのですが、フラットで最上級な雰囲気を作っていると思っています。是非現地へ。